MACDは、「トレンドの方向」と「勢い」を見る指標です。
数値そのものの大きさより、MACD線・シグナル線・0ラインの位置関係を見るのが重要です。
まず3つを理解
項目 意味 見方
MACD線 短期と長期の移動平均の差 トレンドの勢い
シグナル線 MACD線の平均 MACDの方向性を確認
ヒストグラム MACD線 シグナル線 勢いの強弱
一般的な設定は 12・26・9 です。
① MACDが「プラス」
MACD線が0より上
→ 短期の価格が長期より強い
→ 上昇トレンド寄り
例えば、
MACD:+2.0
シグナル:+1.2
なら、MACD線がシグナルより上なので、上昇の勢いが強くなっている状態です。
② MACDが「マイナス」
MACD線が0より下
→ 短期の価格が長期より弱い
→ 下降トレンド寄り
例えば、
MACD:-2.0
シグナル:-1.2
なら、MACD線がシグナルより下なので、下落の勢いが強い状態です。
③ MACD線がシグナル線を上抜く
これが有名なゴールデンクロス。
MACD線 ↑
シグナル線 ↓
なら、上昇方向への転換サインとして見ます。
特に、
0ラインより下でゴールデンクロス → その後0ライン突破
となると、かなり強い上昇転換として見るトレーダーもいます。
④ MACD線がシグナル線を下抜く
デッドクロスです。
MACD線 ↓
シグナル線 ↑
→ 下落方向への転換サイン
特に0ラインより上でデッドクロスすると、上昇トレンドの勢いが弱くなっている可能性があります。
⑤ ヒストグラムがかなり重要
例えば、
+++++ → +++ → + → 0
となっていたら、
👉 上昇トレンドは続いているけど、上昇の勢いが弱くなっている
ということ。
逆に、
+ → ++ → +++ → ++++
なら、
👉 上昇の勢いが強くなっている
という見方です。
株で使うなら、こんな感じで見ると分かりやすい
強い上昇
MACD > シグナル
MACD > 0
ヒストグラム拡大
↓
上昇しているが勢い低下
MACD > シグナル
MACD > 0
ヒストグラム縮小
↓
下落転換の可能性
MACD < シグナル
MACD > 0
↓
強い下落
MACD < シグナル
MACD < 0
ヒストグラム拡大
という感じです。
ポイントは「MACDが+2だから強い」という絶対評価ではないことです。銘柄や株価水準によって数値は変わるので、**MACDの数値そのものより「前回より増えているか・減っているか」「シグナルとの位置関係」「0ラインとの位置関係」を見るのが基本。